先日、「電気工事士法施行令の一部を改正する政令」が閣議決定されました。これは、電気保安人材の確保のために、電気工事士試験の方法として、CBT方式を導入するものです。
CBT(Computer Based Testing:コンピュータ・ベースト・テスティング)とは、紙と鉛筆を用いて試験を行うのではなく、コンピュータ上で試験を行う方法を意味します。
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CBTは、筆記の試験と比べて、次のような特徴があります。
①受験のしやすさ
都合の良い試験日時・会場を選択して受験ができる。
②学習計画の立てやすさ
学習目標に合わせた受験計画を立てられる。
③申込みから結果までを短縮化
試験の申込みから受験までの期間が短縮され、受験後も速やかに結果が分かる。
CBTによる試験配信は、30年近くの歴史があり、世界中のさまざまな国において、教育、医療、IT、業界団体などの資格試験や免許などで実施されています。この流れは、今後も益々導入が増えていくでしょうね。
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