アムンセン、スコット、シャクルトンなどの英雄たちが挑んできた南極探検。小さな頃、彼らの本を読みながら胸をわくわくさせたことをよく覚えています。日本では映画「南極物語」でタロとジロが高倉健さんに抱きしめられるシーンに感動したことは記憶に新しいですね。

そんな憧れの極地探検を知ることが出来る研究所が立川市にあると知り、早速その国立極地研究所 南極・北極科学館に行ってきました!

国立極地研究所 南極・北極科学館

南極・北極科学館へのアクセスはバスがおススメで、立川駅北口の2番バス乗り場から「大山団地方面ゆき」に乗り「立川学術プラザ」で下車して徒歩1分です。詳しいアクセス情報はこちら


この科学館の最大の魅力は、実際に南極と北極に行った調査隊員の方々が使っていた物などを見学・体験できることです!

観測隊で実際に使われたものや採取したものがたくさん展示されています
第一次南極観測隊が使用した大橇
南極ではドリルで3,000m以上も掘削してサンプルを収集しているんですね

昭和基地から南極点まで観測旅行へ行った雪上車が展示してあり、旅行距離はなんと5182kmで世界一!見学だけでなく、実際に中に乗り込んで内装を見ることもできて、南極観測の厳しさを垣間見ることができます!

昭和基地から南極点まで観測旅行した雪上車
雪上車の内部

南極や北極で採取した隕石、鉱石なども展示されており、電子顕微鏡で観ることも出来ます。

ユークライト(HED隕石) ※電子顕微鏡の接眼部から撮影
いろいろな石や鉱物があるのが分かります

調査隊員の方々が着ていた防寒着や靴を試着して、北極熊の大きな写真の前で記念撮影することができます。また本物の南極の氷を触ったりすることもできるので、貴重な体験になりますね。

観測隊の方々が着用していた防寒具を試着・南極の氷を触れるコーナー

他にもオーロラシアターなど、規模は大きくないながらも、とても充実した科学館です。是非皆さんも立川で南極・北極をご体感下さい。

南極・北極科学館の情報はこちら