世界中の様々なサービスがデジタル化する中で、東京都水道局もデジタル化への取り組みを進めています。
その大きな取り組みの1つが、「スマートメータ」です。
スマートメータとは、従来の水道メータに「通信機能」を装備させたもので、水道の使用状況を通信によって自動的に検針することができます。
これによって、水道メータを確認するために現地に行く必要がなくなるので、水道局の業務効率は飛躍的に高まり、私たち水道を利用する側にとっても大きなメリットがあります。
スマートメータのメリット(利用者)
・日ごと、週ごと、月ごとの使用水量をスマホやパソコンで確認できる。
・前月または前年同月より使用水量が一定割合増えた場合に通知される。
・漏水や蛇口の閉め忘れが懸念される場合に通知される。
・逆に、水道が一定期間使用されていない場合にも通知される。
・遠方に住んでいる家族にも通知できる。
・検針票や請求書がペーパーレス化される。
・水道の支払いにキャッシュレス決済が対応できる。
・引っ越しの手続きなどがいつでもどこでも可能になる。
・事故や震災などによる断水や濁水の情報が発信される。
・災害時にスマホの位置情報から一番近い災害時給水ステーションが案内される。
※スマホアプリの詳しい内容は、こちらをクリック
スマートメータのメリット(水道局)
・水道の使用状況を確認するために検針員が現地に行く必要がなくなる。
・労働力人口が減少しても安定的に検針業務を実施できる。
・水道の使用実態を正確に把握することで、より適切な設備投資が可能となる。
・日常の維持管理業務や配水ポンプ運転の最適化が可能となる。
・事故や震災時に早期に断濁水範囲を特定し円滑な復旧作業が可能となる。
・ビックデータを活用して安心安全なインフラ構築ができる。
そんなメリットが沢山あるスマートメータの導入計画ですが・・・
2024年度までに約13万個を先行導入して、
2030年代までに東京の全世帯(780万件)へ導入する計画となっています。
※スマートメータの詳しい導入計画は、こちらをクリック
今後、デジタル化によってどんどん便利になっていくのは良いことですが、時代の変化に乗り遅れないように対応していく必要がありますね。
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