今年も立川を中心に多摩の魅力をお伝えしていきます。今回は新事務所周辺の探検シリーズとして、多摩川支流の残堀川まで散歩して来ましたので、レポートします。

事務所を出て諏訪神社方面に向かいます。今日の目的は残堀川なので、諏訪神社へ入りたくなる気持ちを抑えて、横を通り抜けます。南へ20分ほど歩くと残堀川へ到着します。

しばらく歩き、墓地の横を抜けるといきなり残堀川が見えました。グリーンの橋は中央線の線路です。ちょうど特急あずさが来たのでパチリ。

川には遊歩道があり、川を見下ろせます。

朝だったので、川の一部は凍っていました。

まっすぐ進むと、途中で根川緑道、さらに進むと多摩川に出れます。

川にはたくさんの小魚がいました。

目の前の手すりに何か来た!と思ったらジョウビタキのジョビ男くんでした。この鳥は好奇心が強く、人懐っこいので撮影もしやすいです。

ドボンと水に飛び込む音が聞こえたので、もしやと思ったらやはりカワセミが来ていました。何度も魚を捕えていたので、きっと満腹になったことでしょう。

カルガモが気持ちよさそうに泳いでいました。10羽ほどいたので、ここに住んでいると思われます。

コサギも小魚を狙っていましたが、なかなか上手くいかない様子でした。

川の中を尾を上下に振りながら歩くキセキレイ。

ゴイサギの幼鳥ですね。子供の時だけ星のような斑点があります。

これは、ダイサギとマガモですね。マガモが泳いできたのを見て、ダイサギが脇に避けていました。それにしてもたくさんの野鳥がいますね~。

住宅街でもおなじみのヒヨドリです。

遊歩道は両サイドにあり、川岸には降りられないようになっていました。

コンコンコンコンと音がするので探してみたら、やはりいましたコゲラ。キツツキの仲間なので、基本的にいつもコンコンやっています(笑)可愛いですね。

隣の木にはメジロの群れがいました。目の周りに白いアイラインが入っているおしゃれな鳥です。

そして、本日12種類目の野鳥はエナガ。めちゃめちゃ可愛いですね~!とても小さい鳥で体重は8gしかないんですよ。日本の野鳥では2番目に小さな種類です。ちなみに一番小さい鳥はキクイタダキ。何と体重は5gです。

それにしても、残堀川は野鳥が多いですね~。川沿いをほんの200~300m歩いただけで12種類の野鳥に会えました。生物多様性が残っているエリアなのでしょう。水がきれいだったので、きっと自治体や近隣の方の努力があったのでしょう。素晴らしいエリアです。

帰りは足が疲れたので、根川緑道を抜けて多摩モノレール「柴崎体育館駅」から帰社しました。根川緑道は桜で有名ですが、しっかりと整備された遊歩道で楽しめます。残堀川&根川緑道コースは本当におすすめです。是非、遊びに来てくださいね~。

◎残堀川と西端が接する根川緑道の桜情報はこちら