4/20(土)-21(日)、代々木公園でアースデイ東京2019が開催されました。世界が合意したSDGs(持続可能な発展目標)への様々な取り組みを学ぶために現地に行って来ましたので、会場の様子をレポートします。

アースデイとは?

アースデイ(4/22)は「地球や環境のことを考え、美しい自然環境に感謝する1日」として提案された記念日です。1970年アメリカのG・ネルソン上院議員が、4月22日を”地球の日”であると宣言し、アースデイが誕生しました。最初のアースデイは、延べ2,000万人以上の人々が何らかの形で、地球への関心を表現する アメリカ史上最大のユニークで多彩なイベントとなったのです。

現在でもこの日は世界中で「環境アクション」として、個人、友人同士、町内会、イベント等で様々な取り組みが行なわれています。

アースデイ東京2019は、「愛と平和のアースデイコンサート」「プラスチックシフトアクション」「SDGs for School」「ハッピーアースパレード」などの企画、NPO/NGO団体の出展、アースデイキッチンなどの出展により楽しみながら「地球1個分のくらし」を考えるイベントです。

2018年は12万人の来場があったそうです。環境や暮らしへの関心の高さが伺えます。

プラスチックごみを減らすために、アースデイ東京ではマイ食器・マイ箸・マイボトルを推奨しています。会場で食器を借りることも出来、洗い場も設置されていました。

1週間分のプラスチックゴミって、こんなにあるんですね^^;

人と環境に優しい洗剤を作っている「がんこ本舗」さんも出展されていました。「海へ」「All Things in Nature」などの商品が有名です。

ステージは音楽ライブやトークショーで盛り上がっていました。

ダイベストメント運動を牽引する「350Japan」などの気候変動に関するブースも多く、興味をもっている来場者が多かった印象です。

ビニール傘の環境負荷を低減する傘のシェアリングサービス「アイカサ」。環境にもお財布にも優しいのがいいですね。

アウトドアブランドのパタゴニアが食品を開発・販売しているのをご存知ですか?環境負荷が少ない方法で栽培・採取された原料を使った商品は、環境に優しいだけでなく味もとても美味しいので是非お試し下さい。アウトドアに持って行って調理することも想定して作られているので、調理も簡単です。

JICA海外協力隊のブースは大人気でした。トークショーは常に満席状態で、特に学生さんらしき参加者が多かった印象です。

SDGs(エスディージーズ)。それは2030年に向けて世界が合意した「持続可能な発展目標」です。アースデイ東京は、SDGsに積極的に取り組む企業や団体が出展し、様々な取り組みやアイデアを提案していました。楽しみながら知ることが出来る、こういうイベントの意義は大きいですね。来年は子供も連れて行こうと思います^^